情報メディア学科の梶研吾先生より寄贈されたサブカルチュアコレクションの中よりフィギュア紹介第2弾!様々な映像作品のフィギュアの一部をご紹介します。
(解題は全て梶先生によるものです)
梶先生よりいただいた解題と共に画像でお楽しみください。
クラーク・ケント:スーパーマン リターンズ 限定品 serial number, No.0462
①クラーク・ケント:スーパーマン
ブライアン・シンガー監督の『スーパーマン リターンズ』の主役クラーク・ケントのフィギュア。主役のブランドン・ラウスとそっくりの造形に成功している。
SPIDER-MAN : SPIDER-MAN 3 (REAL ACTION HEROES)
②スパイダーマン
今をときめくマーベルコミック最高最大のヒーロー、『スパイダーマン』。
スパイダーマンのグッズは数限りなく発売されている。
BATMAN (THE DARK KNIGHT) : LEGEND OF THE DARK KNIGHT (PREMIUM COLLECTOR SERIES)
③バットマン:ザ・ダーク・ナイト
マーベルの『スパイダーマン』に対抗するライバル会社DCコミックの代表的ダークヒーロー『バットマン』。 スパイダーマンと同じく、無数のフィギュア系グッズが発売されている。スパイダーマンと異なるのは、バットモービル等のメカ系グッズも多いことである。
④サンダーバード
『サンダーバード』 (Thunderbirds) は、1965年から1966年にイギリスで放送された"スーパーマリオネーション"と呼ばれる、声優の演技に合わせて"リップシンクロ"する人形による、1時間枠の特撮テレビドラマシリーズ。人形だけでなく、高度な特撮技術を駆使し、世界中の映像クリエイター達に計り知れないほどの影響を与えたシリーズである。日本の"特撮の神様"円谷英二監督も、本シリーズからの影響を述べている。
⑤ウォレスとグルミット
『ウォレスとグルミット』(Wallace and Gromit) は、世界的に著名な"アードマン・アニメーションズ"のニック・パークが制作したクレイアニメの一大傑作シリーズ。クレイモデルを動かして撮影する"コマ撮り"に作品の極致。一般的に"クレイアニメ"と呼ばれるが、キャラクターは粘土ではなく、"プラスティシン"という素材を使用している。(何度も再利用できるのが特徴)クレイキャラクターのみで、実写映画を遥かに超える表現を生み出し、世界中で大ヒットを記録し、評価もきわめて高い。
⑥_1宇宙海賊キャプテン・ハーロック,ハーロック・サーガ
⑥_2ミーメ
⑥_3メーテル,銀河鉄道999
『キャプテン・ハーロック』は、作者の松本零士のキャラクターワールドにおいて、『銀河鉄道999』に登場するメーテルと双璧と云われる、最重要かつ大人気のキャラクターである。初登場は、『プレイコミック』1968年9/10号に掲載された『冬眠惑星』(短編集『火星令嬢』に収録)。『銀河鉄道999』などで、クイーンエメラルダスと共にサブキャラクターとして登場し、メインの少年キャラクター達に対して、人生の師となる大人の男としてのポジションをキープしている。
⑦タイガーマスク
『タイガーマスク』は、『ぼくら』(1968年1月号から1969年10月号まで)、『週刊ぼくらマガジン』(1970年1号から1971年23号まで)、『週刊少年マガジン』(1971年26号から同年53号まで)に連載され、『巨人の星』や『あしたのジョー』と並んで、原作者である梶原一騎の代表作の一つである。
同じ孤児という出自でボクシングを志向する『あしたのジョー』の主人公・矢吹丈と、本作の主人公である伊達直人のキャラクターは共通しつつも対称的で、プロレスラーとしての"育ての親”である"虎の穴"とのバトルという、『巨人の星』における父子対決を拡大した世界観を持つ。
実際にプロレスラーのタイガーマスクが登場して一大ブームを巻き起こしたり、漫画と同じように施設に無償の寄付を行うタイガーマスクが現れたりと、今なお社会的に影響力があるキャラクターである。
⑧新世紀エヴァンゲリオン
言わずと知れたSFロボットアニメーションの革新的金字塔。
総監督を務めた庵野秀明監督が、幼少の頃より蓄積した、ありとあらゆるSFドラマや特撮映画、さらには海外エンターテインメント小説などのエッセンスまでをも、いわゆる”ロボット物アニメーション”に詰め込み、独自の解釈で具現化した、従来の同種の作品とは一線を画する傑作。キャラクターそれぞれに密かなモデルが存在し、ストーリーラインには欧米の推理小説のテクニックが巧みに”隠し味"として用いられているところは、知る人ぞ知る”トリビア"である。
2021年「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開された。(注:図書館)
⑨機動戦士ガンダム
⑨機動戦士ガンダム_セイラ,ララァ
『機動戦士ガンダム』は、日本サンライズ制作の、アニメ史上に燦然と輝くウルトラヒットロボットアニメ。テレビシリーズアニメとして1979年から名古屋テレビほかで放映された。 『無敵超人ザンボット3』、『無敵鋼人ダイターン3』に続く日本サンライズのオリジナル作品第3作(ロボット第1期3部作の3作目)として、富野喜幸が監督、モビールスーツなど、ロバート・A・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』の影響を大きく受けている。
ロボットアクション以上に、主人公の成長ドラマこそがメインであり、リアルな人間ドラマがポイントである。 後に「リアルロボットもの」と謳われるロボットアニメの変革の嚆矢的名作である。
⑩ムーミン_ミィ,スナフキン
『ムーミン』は、最近伝記映画も制作され、再評価も高いフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの「ムーミン・シリーズ」と呼ばれる一連の小説と絵本、また、末弟のラルスと共に描いた「ムーミン漫画」作品の総称である。同時に、同作品に登場する架空の生物の種族名でもあり、主人公の名前でもある「ムーミントロール」の略称あるいは愛称を指す。
日本では、アニメ化されたことで一気にキャラクター達が認知されるようになり、今なおキャラクター商品は高セールスを更新し続けている。
⑪妖怪人間ベム_シークレットver,ベラの幻影
⑪妖怪人間ベム_終局?,ベムの変身,ベロの夢
『妖怪人間ベム』は、1968年(昭和43年)10月7日から1969年(昭和44年)3月31日までフジテレビ系列にて毎週月曜日19時30分 - 20時00分の時間帯で放送されたテレビアニメである。全26話からなり、心から人間になることを願う妖怪人間3人のバトルと悲哀のドラマである。 いつどこで誰が生み出したのか誰も知らない、人でも動物でもない異形の怪物―― それが「ベム」「ベラ」「ベロ」と名乗る3人の「妖怪人間」がメインキャラクター。 1話完結形式で、3人で各地を放浪しながら、悪の妖怪達を退治していく。
同年には『ゲゲゲの鬼太郎』など、ホラーアニメが数多く制作されており、本作は、他作品との差別化を意図して、よりホラー色が強く、西洋的無国籍的なカラーが取り入れられている。その背景には、国外への輸出を前提にしたビジネススキームもある。 再放送を重ねるうちに人気が高まり、今でもファンが多い作品だが、今日では不適切とされる表現もあるため、完全版での再放送やソフト化にはハードルがある。
⑫ムーミン、あくび娘,マージョ,バカボンのパパ
⑬妖怪人間ベム,キューティーハニー,もののけ姫_2
⑭新世紀エヴァンゲリオン,交響詩篇エウレカセブン
⑮鉄人28号,マジンガーZ,勇者ライディーン
展示資料一覧表
図書館Web 梶研吾サブカルチュアコレクション
情報メディア学科 総合キャラクタ&エンタテインメントメディア研究室