神奈川工科大学附属図書館NEWS

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【特別展示】メディアに影響を与えた映画展

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~特任教授梶研吾個人コレクションより~
メディアに影響を与えた映画展
図書館3階エキシビション・ルームにて開催中
公開終了しました。
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1本の映画が、様々なメディアに大きな影響を及ぼすことが多々あります。 時には、それらメディアを通して、世界の文化と歴史すら変えることも。

今回は、オーストラリア映画「マッドマックス」と、
日本映画「七人の侍」に代表される黒澤明監督の作品が、 それぞれ、漫画「北斗の拳」、映画「スターウォーズ」シリーズの世界観に与えた影響を、その一例として展示を行いました。
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Akira Kurosawa and Star Wars
Samurai 2 Star Wars 1
Samurai 3 Star Wars 2Star Wars 3
【黒澤明とスターウォーズ】
 『スターウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカス監督は、
 学生時代からの黒澤明監督ファンを公言している。

 『スターウォーズ』を制作した時には、オビワンの役を、最初は三船敏郎氏にオファーしている。
 また、C3POとR2D2は黒澤映画の『隠し砦の三悪人』の凸凹コンビ、
 ダースベイダーも黒澤映画の侍武者をモデルにしている。
 梶が、フランスのドゥーヴィルで行われているアメリカ映画祭に参加した際、
 『スターウォーズ』の新シリーズでレギュラーを務めたリーアム・ニーソンが、
 「ジョージ・ルーカス監督から、
   君の役はクロサワの『七人の侍』のタカシ・シムラが演じた役と同じだ。
   「七人の侍」をもう一度観直しておいてくれ、
 と言われたよ」と話していた。

~梶教授による解題より~
Mad Max and Hokuto no Ken
m2.jpg 北斗の拳1
ma1.jpg 北斗の拳2
  ジョージ・ミラー監督の手になる『マッドマックス』シリーズは、
 オーストラリア映画の存在を世界に印象付けると同時に、
 同国の一若手俳優にしかすぎなかったメル・ギブソンを一躍ハリウッドのトップスターにまで押し上げた。
 特に評価が高いのは、この女戦士が登場する『マッドマックス2』で、
 日本の漫画『北斗の拳』にも、世界観やコスチュームなど大きな影響を与えている。